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  • 2018.12.26 Wednesday
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散歩

いつもの週末くら寿司外食を終えて帰宅してから、

「ちょっと話があるから、散歩しよう」

そう声をかけると、「エ”〜っ」という声と
わずかに恥ずかしげで、苦虫を噛み潰したような表情をした陽太。

普段は、おはようとおやすみに毛が生えたくらいの会話程度なので、
散歩の誘いに、少し驚いたor何か叱られると思ったかもしれない。

そう、陽太と二人だけで夜に散歩したのは、今日が初めてだ。

陽太が生まれて十三年目、「親」になれば、
いつか来るだろうと思っていた日が、今夜来るとは思ってもいなかった。

小学生とは違い、中学生になると、
自分の意見や考えは、強固なものになり、
今まで親が良かれと思って「しなさい」と言ってきたことは、
「なんで?」そして、いよいよ「うざったく」感じるようになる。
それでも、まだ親の言うことは、聞かなければならない立場である苛立ち。

気がつけば、随分長年続けてきた、そろばんとスイミング。
病欠もほとんどせずに、嫌々と言いながらも続けてきた習い事。
散歩で話した内容は、この習い事についてだった。
ちなみに、今日はそろばんの試験だった。
顔では笑っていたものの、散々で辛かったろうことは、
夜の暗闇の中でも、ひと目でわかった。

散歩しながら、今、陽太の考えていることを色々聞かせてもらって出した結論は、
親がスタートさせたのだから、出口の見えない迷路で放置せず、
そろそろゴール地点を作ってあげなければ、ということだ。
そして、次のスタートは、なるべく自分で見つけられるように、と。

僕自身は、父親から「あれをしろ、これをしろ。」や、ましてや
「勉強しろ」など、口うるさく言われた経験が全く無かった。
だから、自分の息子に対して、どんなふうに接すればよいのか、
本当にわからず、苦手意識があったけれど、
少しだけ、今夜の散歩で何かが変わったかもしれない。

以前、保育所の老齢の先生から、

「”子供が親を”成長させてくれるんやで」

と真剣な表情を言われたけれど、まさにその通りだ。
そんな、父として無能ぷりが目立つ僕だけれど、
苦手意識に負けず、これからも、少しの勇気を持って、
子どもたちと向き合っていこう、と思った特別な日曜日でした。




・・・



散歩し始め、陽太とふたりきりになって真っ先に思い出したことは、
今も鶴橋の駅前にある、とあるコンビニのトイレに駆け込んだ直後、
僕の顔を見て、「間に合ったナァ」と微笑んで話してくれたことだ。
何歳だった?2歳くらい?



それは、僕が父親になって、初めて自分の子供の口から聞けた言葉、
「通じ合えた会話」だった。
本当に、あの時のことを昨日のことのように思い出せる。

このシーンを、記憶を思い出せる限り、
いつまでも、僕は陽太の父親であり続けられるし、
どんなことがあっても、無条件に陽太の味方だ。






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